フルタイムで仕事をしていても、夫がいれば家事や育児の協力はもちろん、何かあった時の精神的な支えにもなってくれるものですよね。しかし、夫が単身赴任になってしまった場合、「私一人で大丈夫かな?」と大きな不安と孤独感に追い詰められてしまいます。
そこで今回は、夫の単身赴任によって「フルタイム勤務&ワンオペ育児」となったママがその状況を乗り切る方法についてお話ししたいと思います。
目次
フルタイム勤務でワンオペ育児を乗り切る7つのポイント
病児保育を事前に手配しておく
身体が成長したり、保育園の生活に慣れてくると体調を崩すことも少なくなりますが、子供は何の前触れもなく突然高熱を出すことも少なくありません。そういった際に頼れるのは、病児保育やシッターさんですので、あらかじめ手配しておきましょう。
シッターさんにお願いする場合、もし可能であれば元気な時に預けてみて、子供との相性を確認しておくことをおすすめします。また、日中保育園から呼出しがかかった場合、代わりに迎えに行ってくれるのかどうかも事前に確認しておくと、いざと言う時に安心です。
明日出勤できないことも想定しておく
もし、明日会社を休んでも周囲が困らないように、できる限りの準備をしておくことも大切です。
例えば、
・明日必ずしなければならないことをまとめる
・誰でもできるようにあらかじめマニュアルを作っておく
・仕事内容を普段から周囲と共有しておく
など、周りがフォローできる状態にしておきましょう。
家事を手抜きする
何でもきちんと完ぺきにこなしたいママが意識したいのが、家事の手抜きをすることです。
夕飯は作り置きをしたり、コンビニやスーパーのお惣菜もフル活用して、夕飯の準備に欠ける時間をできるだけ短時間にすると、リフレッシュするための自分の時間を捻出しやすくなります。
自分の時間を確保する
洗濯や食器洗いなどの家事を、「子供が寝てからやろう」というママも多いですが、できることなら子供が寝た後の時間は自分のために使いましょう。
ゆっくりと本を読んだりテレビを見たり、自分の好きなことをすることでリフレッシュ&ストレスの発散ができます。
スーパーへの買い出しはお迎え前に!
スーパーへの買い出しは、お迎えに行く前に済ませるのがおすすめです。
子供をスーパーに連れて行くと、駄々をこねて泣いたり、一人でどこかへ行ってしまったりと、スムーズにお買い物が進まないですよね。お迎えに行く前に、買うものを決めてささっと済ませておくことで、無駄買いも防げます。
ママ友と協力する
同じようにお仕事をしているママ友や近所のママ友は、夫が単身赴任で不在の時に頼れる身近な存在です。子育てに役立つ情報を交換したり、相談にのってもらうだけでもホッとするものですので、ママ友とのコミュニケーションも大切にしたいものです。
子供を預けて息抜きも必要
平日も休日も関係なく常に仕事と育児に追われていると、誰であっても心の余裕がなくなるものです。たまには、有給を使って一人でのんびりしたり、お金を払ってでもシッターさんにお願いしてリフレッシュすることが必要です。
夫が単身赴任で遠方へ!ワンオペ育児で辛いことは?
精神的にも体力的にもしんどい
24時間常に育児または仕事に追われている状況は、精神的にも体力的にもかなりしんどいものです。今までは夫と分担して乗り切っていたことを、今度は自分一人で担うことになると考えただけで、息が詰まってしまうのではないでしょうか?
仕事に没頭できない
保育園へのお迎えがあるため、何が何でも仕事を早く終わらせなければなりません。今までは保育園の送り迎えを分担していたという方にとっては、厳しい条件になりますよね。
また、仕事中でもいつ保育園からの呼び出しが来るかわかりません。朝は元気に登園したのに、日中「お熱があるのですぐにお迎えに来てください」と呼出しの電話がかかってくることはワーママあるあるですよね。
不公平だと感じてしまう
「自分は仕事も子育ても必至にやっているのに、夫は独身気分で過ごしているのでは?」と、単身赴任先の夫を不公平だと感じてしまう方も多いかと思います。常に仕事と育児に追われ、自分の時間も満足に持つことができないのに、夫は単身赴任先で楽しそうにしていると、さらに腹立たしい気持ちに!
夫が単身赴任することによるメリットにも注目!
負担を全て自分一人で背負う覚悟かもしれませんが、意外なことに夫が単身赴任することで得られるメリットもたくさん!
ワンオペの生活に慣れてくると、逆に夫が帰宅した時の方がしんどくなってしまうかもしれません(;^ω^)
夕飯の準備がラク
自分と子供だけなら、作る量も少なくていいですし、夜遅い時間帰ってきた夫のために温め直す必要もないので、夕飯の準備が格段にラクになります。
また、夫がいると「急な飲み会でご飯いらない」なんてこともありますよね。「忙しい中せっかく夕飯を作ったのに・・・」となりますが、単身赴任で離れていればイラつかなくて済みます(*^^)v
洗濯物が少なくてラク
大人一人いないだけで、洗濯物の量はずいぶん変わるものです!自分と子供の分だけなら毎日洗濯機を回さなくても大丈夫ですし、洗濯物を干したり畳んだりする時間が時短できます。
子供の寝かしつけを邪魔されない
夫がタイミング悪く帰宅することで、子供の寝かしつけを邪魔される・・・なんてこともよくありますよね。「夜は9時までには寝かせる」と決めていても、子供を不思議と覚醒させる「パパの帰宅」によって生活リズムが乱されて、子供も自分も寝不足になってしまいます。
夫が単身赴任なら、子供と自分の生活リズムを保てるので、睡眠をたっぷりとれて健康にも美容にもいいことずくめです。
住み慣れた環境で過ごせる
引っ越しを伴う異動が出た際に、単身赴任ではなく一緒に家族に引っ越しをするという選択肢も浮かぶかもしれません。しかし、そうなると転校や転園などで子供の環境がガラっと変わってしまう事は避けられませんよね。新しい環境に馴染めるかどうかは、子供の年齢や性格によって差が大きいので、できれば環境の変化を避けてあげたいものです。
その点、単身赴任という選択をすれば、子供の環境を変えることなく、ママ自身もお仕事をこのまま継続することができますよね。
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