ワーママが退職後も保育園を継続するには?

仕事を辞めたい、転職したい、と考えた時に気になるのは、「保育園にはこのまま通えるのか?」という問題ですよね。退職後、仕事をしない場合は基本的に保育園の利用を継続することができません。しかし、条件によってはすぐに退園しなくても済んだり、退職後の時間を資格取得などのスキルアップの時間に当てることもできることをご存知でしょうか?





退職後も保育園を継続できる条件は?

保育園を利用することができる条件は各自治体によって異なりますが、ほとんどの場合は次のとおりです。

  1. 退職してすぐに働き始める
  2. 3ヶ月の猶予期限内に新しい仕事を見つける
  3. 「通学」してスキルを身につける

要は、退職後も3か月間は仕事をしていない状態でも保育園を利用し続けられるという事です!
実際のところ、退職後も一定期間は仕事をしていることにして、保育園を利用している方がいました。意図的に利用していなかったとは思いますが、グレーゾーンは確かに存在しますよね(汗)

1・退職してすぐに働き始める

退職後、すぐに新しい職場で働く場合には、「支給認定変更認定申請書兼申請内容変更届」と「勤務証明書」を各市町村の役所に提出して、勤務先変更の手続きをします。
ただし、就労時間や所得に大きく変更がある場合には、保育園に預けることができる時間や保育料が変わる場合もあります。

2・3ヶ月の猶予期限内に新しい仕事を見つける

退職したからと言って、すぐに保育園を退職する必要はなく、退職後3か月の猶予期間の間に新しい就労先を見つけることで、保育園の利用を継続することができます。

退職してから新しい仕事を探す場合には、「内容変更届」、「求職活動申請書」、「支給認定変更・認定申告書」などといった求職中であることを証明する下記の書類を各市町村の役所へ提出する必要があります。この際に提出する書類の内容は各市町村によって異なるので、確認してから提出しましょう。

3・「通学」してスキルを身につける

退職後、3か月の猶予期間の間に職業訓練に通うことも、保育園を継続できる条件に当てはまります。職業訓練とは、ハローワークが行っている公的な制度で、「ハロートレーニング」とも呼ばれています。ハロートレーニングが行われている職業訓練校は学校と認められているため、保育園を利用できる条件の一つ「通学」に当てはまるのです。

ハロートレーニングとは?

ハロートレーニングでは、就職に役立つスキルや知識を身に着けることができるので、退職した後の時間を有効に使うことができるのです。

  1. パソコンや簿記、介護、デザインなどさまざまな分野の資格や知識を身に着けることができる
  2. 就職の支援も受けることができ、ハロートレーニングを終了した人の就職率は80%!
  3. 全受講者の70%が女性のため、ワーママも通いやすい
  4. ハロートレーニングに通っている期間中も求職活動は可能

仕事を継続しない場合は?

仕事を辞めて専業主婦として家事や育児に専念するという場合には、保育園を利用することはできませんので、次の選択肢のいずれかになるでしょう。

  1. 幼稚園を探す
  2. 自分で育児をする
  3. 認可外の保育園を探す

お仕事を継続せず専業主婦になる場合でも、失業保険は受け取っておきましょう。何度かハローワークに行って職探し(をするフリ)をすれば認定されます。

失業保険を受給するには?

受給できる条件

失業保険を受給できる条件は、

■失業していて、積極的に就職しようとしている人
■環境や健康に問題がなく就職できる状態の人

妊娠中や出産、育児に専念するという方は、失業保険を受けられない可能性もあります。また、退社する理由が自己都合で、かつ、雇用保険に加入していた期間が1年未満の場合も、失業保険を受給できる条件を満たしていないことになります。

受給できる期間

失業保険を受給できる期間は、雇用保険に加入していた期間や退社の理由などによっても異なります。

【自己都合で退社】

1年未満 1年~5年未満 5年~10年未満 10年~20年未満 20年以上
全年齢 90日 90日 120日 150日

【会社都合で退社】

1年未満 1年~5年未満 5年~10年未満 10年~20年未満 20年以上
30歳未満 90日 90日 120日 180日
30歳~35歳未満 180日 210日 240日
35歳~45歳未満 240日 270日
45歳~60歳未満 180日 240日 270日 330日

退職してから受給するまでの流れ

[timeline]
[tl label=’STEP.1′ title=’離職票を受け取る’] 離職する会社から離職票を受け取ります。 [/tl]
[tl label=’STEP.2′ title=’ハローワークに書類を提出’] 自分が住んでいる地域を管轄しているハローワークに「求職申込み」をして「離職票」を提出します。この時に、受給説明会の日時がわかります。[/tl]
[tl label=’STEP.3′ title=’受給説明会’] 雇用保険制度についての説明を受けて、「雇用保険受給資格者証」、「失業認定申告書」を受け取ります。 [/tl]
[tl label=’STEP.4′ title=’7日間の待期期間’] この期間に仕事をすると、失業保険は受け取れません。 [/tl]
[tl label=’STEP.5′ title=’3か月間の給付制限’] 自己都合で退職の場合、待期期間(7日間)の後さらに3か月間の給付制限期間があります。 [/tl]
[tl label=’STEP.6′ title=’求職活動’]失業認定を受けるために、求職活動をする必要があります。ハローワークの窓口で職業相談や職業紹介を受けましょう。 [/tl]
[tl label=’STEP.7′ title=’失業の認定’] 4週間に1度、失業中であることの確認が行われます。「失業認定申告書」に求職活動の状況などを記載して、ハローワークに持参します。 [/tl]
[tl label=’STEP.8′ title=’失業保険の給付’]求職活動の実績があり、かつ、失業中であることが認められると、失業保険が給付されます。 [/tl]
[/timeline]

失業保険を受け取るには、まず初めにハローワークで行われる説明会に出席しなければいけませんので、小さい子供がいる方はその間の預け先を確保しておくことも必要です。説明会の日時はハローワークから指定されるので、選べません。子連れで説明会に出席している人もいましたが、1時間~2時間程度かかりますし、子供が遊べるようなスペースもないので、ハローワークの近くの託児所を利用することをおすすめします。

さいごに

退職しても3か月間は猶予期間があるので、すぐに退園する必要はありません。
この猶予期間中に求職活動するのもいいですが、スキルアップのために利用することも選択肢の一つですよね。一人の時間を持てる貴重な猶予期間を、ぜひ有意義に過ごしてくださいね。







関連記事一覧

コメント

この記事へのコメントはありません。