唇の荒れが治らない(>_<)原因と対策

唇はとってもデリケート

他の部分が乾燥しているわけではないのに、唇だけガサガサになる。こういう方は意外と多いのではないでしょうか。唇は他の部分とどう違うのか、構造を見ていきましょう。

皮脂腺がほぼない
唇は乾燥することが多いですが、オイリーになったりはしません。これは唇に皮脂腺がほぼないことが影響しています。また、紫外線などの外部の刺激からもダメージを受けやすくなっているのです。
角質層が非常に薄く、保湿成分が少ない
角質層とは肌の最も上にある0.02ミリの層で、主に角層細胞と角質細胞間脂質からできています。唇はこの角質層が極端に薄いため、保湿に欠かせないNMFやセラミドが非常に少なく、常に潤いが失われやすい状態なのです。
ターンオーバーが早い
皮膚は約28日、唇は数日で肌が入れ替わります。唇のターンオーバーは皮膚に比べると非常に速いサイクルで行なわれているため、角層が乱れがちになります。しかし、サイクルが短いからこそ、きちんとしたケアをすれば回復が早いというのも特徴です。

唇が荒れる原因

唇が荒れる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

乾燥
通常、皮膚は皮脂膜のおかげで水分を逃がさず、乾燥から守られています。しかし、唇には皮脂腺がほぼないため皮脂膜が作れず、唇の中の水分の蒸発を防ぐことができません。また、角質層が薄く保湿成分も少ないため、唇は常に乾燥状態です。特に冬は外気も乾燥して、室内でも暖房器具の使用によって乾燥しがちなため、唇への負担も大きくなります。
体内の水分不足
体内の水分が不足すると、肌も乾燥しやすくなります。唇も同じで、暑い季節だとこまめに水分補給をしますが、寒い季節はのどの渇きを感じづらく、水分補給をする回数が減ってしまいがちです。冬に唇が乾燥しやすいのは、体内の水分不足というのも1つの原因です。

メイク用品によるもの
リップや口紅に入っている成分が体質に合わないことも唇が荒れる原因になることがあります。少しずつダメージが蓄積されている場合があるので、合わないと感じたらしばらく使用を中止し、様子を見ましょう。また、口紅をつけた時にその日のうちにしっかりとクレンジングで落とさないのも乾燥を引き起こし、荒れる原因になります。デリケートな部分なので、丁寧にクレンジングをして確実に落とすようにしましょう。

摩擦や刺激
唇は本当にデリケートです。クレンジングで強くこすったときの摩擦でも唇に大きく負担をかけます。香辛料や塩などの刺激物にも弱いため、食後に唇に残っていたらナプキンなどで優しくふきましょう。また、紫外線を長時間浴びるのも唇に大きな刺激を与えることになり、乾燥を進めてしまいます。しっかりとした紫外線対策をしましょう。
食生活の乱れ
唇は食事の影響を受けやすく、食生活の乱れが唇の荒れを引き起こすこともあります。バランスの良い食事を心掛け、潤いを保つ天然保湿因子(NMF)やコラーゲンのもとになるたんぱく質を積極的に取りましょう。また、ビタミンB2は唇の粘膜を丈夫にして保護してくれます。ビタミンB2が豊富な食べ物はレバーやたらこ、納豆、卵、ほうれん草などがあります。

体調不良のサイン
唇は他の皮膚と比べてデリケートなため、体調の変化による影響を受けやすい部分です。逆に言うと、体調が悪い時のサインになります。特に胃の状態が表れやすいと言われており、呼吸器のトラブルや貧血、動脈硬化などにも注意しましょう。

自宅でできるケア方法


荒れてしまった唇をしっかりケアするにはリップパックがオススメです。すぐ手に入るものを使って、5分でできるので毎日続けて健康的な唇を目指しましょう。

用意するもの
ワセリン、タオル、食品用ラップ

手順

  1. タオルを濡らし、少し水分が残るくらいまで絞ります。
  2. 濡らしたタオルを電子レンジに入れ、40秒~1分くらい温めます。
  3. 蒸しタオルを1分ほど唇に当てます。
  4. 温まった唇にワセリンを多めに塗ります。
  5. 唇全体が覆いかぶさるくらいに食品用ラップを切り、唇に貼ります。
  6. そのまま3分待ちます。
  7. ラップを外してふき取ります

ワセリンの他に、ハチミツや保湿クリームなどでもできます。ラップを貼っている時間は荒れ具合やお好みで調整してください。

普段から気をつけられる事

紫外線対策

他の皮膚より保護力の弱い唇は、紫外線のダメージを強く受けやすい部分です。紫外線の強い時間帯を避けて行動したり、日傘や帽子などで太陽の光をカットするというシンプルな方法で対策できます。日傘や帽子はUV素材のものを身につければ効果は上がります。リップクリームもUVカットのものを塗りましょう。

過度にリップクリームを塗りすぎない


乾燥が気になると、つい何度もリップクリームを塗ってしまいがちです。しかし、リップクリームを過剰につけてしまうと皮膚の新陳代謝を妨げたり、それなしでは乾燥が止めることができなくなるなど自然治癒力の低下に繋がります。更には、塗る動作が刺激になることもあるのです。そのため、塗るタイミングとしては食後や入浴後、寝る前で充分でしょう。

塗り方は縦方向

唇のシワは縦方向に伸びているため、この流れに沿ってリップクリームを塗った方が皮膚に負担なく塗ることができます。塗り方を変えるだけで違ってきますから試してみてください。

歯磨き粉にも注意


市販の歯磨き粉には合成界面活性剤という成分が入っているものが多いです。皮膚の薄い唇には刺激が強く、荒れの原因になることもあります。なるべく合成界面活性剤が入っていないものを選びましょう。マウスウォッシュも同様です。

ひどい場合は皮膚科の受診を!

唇が炎症を起こして赤く腫れている、裂けて血が出るなどの症状が出ている場合、もしかしたらただの荒れではなく、口唇炎という病気かもしれません。口唇炎には、口紅や食べ物などのアレルギー反応として起こる接触性口唇炎やアトピーの素因を持っている人が発症する可能性のあるアトピー性口唇炎などがあります。原因を取り除く方法が確立されていない場合が多く、対症療法を続けながら、落ち着くのを待つ治療が多いようです。炎症が悪化してからでは症状を抑えるのに時間がかかってしまうため、唇がカサカサして2週間たっても治らない場合は早めに皮膚科に診てもらいましょう。

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