体が乾燥して辛い。。原因と対策(>_<)

かゆみの原因

体がかゆいと感じる原因の1つに、肌の乾燥があります。肌が乾燥すると水分や油分が失われ、外からの刺激に無防備な状態となり、少しの刺激でも敏感に反応し、かゆくなるということです。このようなかゆみを引き起こす、肌の乾燥の主な原因についてお伝えします。

冬の気候
冬の空気が乾燥しているというイメージを持っている人は多いかもしれません。では、なぜ冬は乾燥するのでしょうか。それは、大気中の水分量と関係しています。大気中に含むことのできる水分は、気温によって変わります。気温が高いほど多くの水分を含むことができ、気温が低いと含む量は少なくなるのです。気温の低い冬は大気中に含むことのできる水分量が少なくなり、結果として湿度の低い乾燥した空気になります。そうすると、肌の水分が外へと逃げていくため、肌の乾燥につながるということです。
エアコン、暖房器具
先に述べたように気温が低いことが乾燥の原因の1つならば、エアコンなどの暖房器具が乾燥の原因となるのは矛盾していると感じるかもしれません。確かに、エアコンなどの暖房器具を使って部屋の温度を上げると、大気中に含むことのできる水分量は増えます。しかし、温度を上げる前に含まれていた水分量が変わるわけではありません。元々含まれる水分量が多くなければ、湿度は上がるどころか下がり、空気も乾燥していくということです。

熱いお風呂
42度以上(敏感肌の人は40度以上)の熱いお風呂に長く入ると、肌からセラミドが流れ出てしまう可能性があります。セラミドとは、脂質の一種で、細胞をつなぎ止め水分を保持したり、乾燥や細菌など外の刺激から肌を守ったりする働きをしています。セラミドだけでなく、肌の表面を守っている皮脂も同様、熱いお湯によって溶かされてしまいがちです。そうすると、熱いお湯の刺激で肌がかゆくなったり、お風呂から出た後で肌が乾燥したりすることになります。
不規則な生活
肌にも新陳代謝があり、ターンオーバーと呼ばれています。内側から少しずつ新しい細胞を押し上げ、表面の古い細胞がはがれて行くことを言い、28日周期で肌細胞全て入れ替わるのが理想的です。しかし、不規則な生活はこのターンオーバーを妨げ、新しい細胞が作られにくくなる原因となります。古くなった細胞では十分に役目を果たすことができずに、肌の乾燥を引き起こすことにもつながるのです。また、ストレスによってホルモンバランスが崩れることも、肌トラブルの原因となる可能性があります。

加齢
皮脂やセラミドなどの肌を守る成分の生成は、年齢と共に減少していきます。生活習慣や有害物質の蓄積量、血行の良し悪しなどにも影響を受けるため個人差はあるものの、一般的には20代~30代で体内生成のピークを迎え、その後は徐々に減少していく傾向です。肌の新陳代謝の周期も長くなり、なかなか新しい細胞に入れ替わらなくなっていきます。つまり、年齢を重ねるほど肌が乾燥しやすくなるということです。
肌のバリア機能低下
肌のバリア機能とは、肌を外の刺激から守り、水分を閉じ込めて潤いを保つ機能のことを言います。この機能が低下すると、乾燥が進み、ひどくなると少しの刺激でもかゆみを感じ、肌を傷つけかねません。また、洗い過ぎや刺激の強いスキンケア製品の使用などにより、肌のバリア機能を低下させていることもあります。バリア機能が低下した肌は乾燥や刺激に弱く、水分が逃げやすくなっているので注意が必要です。

痒みを悪化させない!対処方法

乾燥による肌のかゆみですが、かゆみに負けてかいてしまうと、ますます肌の状態を悪化させかねません。できるだけかかないよう、そもそもかゆみを和らげることができるよう、その対策をいくつか紹介します。

加湿器で湿度を上げる

空気が乾燥していると肌から水分が逃げやすくなるので、まずは、空気の乾燥自体をできるだけ防ぐことです。季節に関わらず室内の湿度が一定に保てるよう意識して、特に暖房器具で部屋の温度を上げる際には、同時に加湿器を使用することで湿度を上げるようにしてください。

ぬるいお湯で入浴


お風呂に入ることは問題ありませんが、熱いお湯に長時間入ることは避けましょう。皮脂やセラミドが流れ出てしまわないよう、なるべくぬるめのお湯に、保湿効果のある入浴剤などを使用して入ることをおすすめします。

ナイロンタオルでゴシゴシ洗いしない

ナイロンタオルやボディブラシなどの硬いもので強くこすると、肌を傷つける原因となります。傷ついた肌は刺激に弱く、かゆみを感じやすいです。木綿のような柔らかいもので優しく洗ったり、可能なら一度タオルで泡立てたあと、手で洗ったりするのもいいでしょう。

入浴後は保湿クリーム


入浴後は、肌の乾燥が急速に進み、時間が経つと入浴前よりも肌の水分量が減っています。分単位で水分が出て行ってしまうので、お風呂から出た後は出来る限り早く(できれば10分以内に)保湿クリームを塗って水分が出て行くのを防ぎ、肌を乾燥から守るようにしてください。

肌着に気をつける

化学繊維は、肌との摩擦が強く刺激になりやすいです。特に直接肌に触れるものには注意して、刺激の少ない、コットンやシルクなどの自然素材のものを選ぶといいでしょう。また、縫い目やタグが肌を刺激しかゆみを引き起こす可能性もあるので、縫い目のないものもおすすめです。

食事


健康な皮膚には、ビタミン、ミネラルが必要です。また、たんぱく質はターンオーバーを促進します。からだの中の物質を酸化させがちな活性酸素を多く含むような、添加物や古い、良くない種類の油を多く含んだ食品は避けてください。できるだけ肉類、豆腐、野菜などを取り入れた、バランスの良い食事を心掛けましょう。

保湿クリームの選び方

肌を乾燥から守る保湿クリームにもいろいろな種類がありますが、ここでは、いくつかの主な成分とその特徴を紹介します。

尿素
尿素は、天然保湿成分の1つです。ただ、肌の水分を逃がさないようにする保湿の機能とあわせて、たんぱく質を分解する働きも持っています。肌の角質はたんぱく質なので、たんぱく質を分解する尿素は、古くなった角質の分解を促すということです。そのため、肌が柔らかく感じるようになったり、ターンオーバーが速くなったりという効果が期待できます。
油分
保湿クリームには油分が含まれていることが多いです。乾燥肌の人は油分が足りていない可能性が高いので、油分の多いものを選ぶといいです。ただし、乾燥しているところと油の多いところが混合しているような肌の場合には、油分だけを取り入れると逆効果になることもあるので注意しましょう。
セラミド
セラミドは、肌を外の刺激から守るのに欠かせません。しかし、年齢と共に体内での生成は減少していくので、セラミドを含む保湿クリームはその不足を補ってくれると言えます。
コラーゲン
コラーゲンの働きも、セラミドと同じように肌の機能を整え守ってくれるものです。保湿効果があり、水分を保つことで肌がふっくらしたように感じるかもしれません。
このように、保湿クリームに含まれる成分は複数あります。どれか1つだけが含まれている、ということはあまり考えられないので、自分の肌の状態を把握し、トラブル解決に効果のありそうなものを選びましょう。

痒みの原因は乾燥だけじゃない!

乾燥以外にも、かゆみの原因として考えられることがあります。

肝機能低下
肝疾患の症状として、だるい、脚がつる、からだがかゆい、という3つが挙げられることが多いです。一般的なかゆみは、抗ヒスタミン薬の塗り薬により抑えられるのですが、肝疾患によるかゆみには効果がないことがあります。その場合には、肝機能の低下を疑うことも必要かもしれません。
腎臓機能低下
腎臓機能の低下によっても、かゆみを感じることが考えられます。皮膚に発疹があれば皮膚科を受診することになるでしょうが、発疹がなくかゆみのある場合には、肝臓や腎臓の病気が原因かもしれません。腎臓の病気によって肌が乾燥することもあります。
鉄分不足
めまいや貧血の症状とあわせてかゆみを感じた場合には、鉄分不足が原因かもしれません。また、自覚症状がないことも多いので、息切れや動悸、立ちくらみなど、あてはまるものがあれば鉄分不足を疑ってみましょう。
アレルギー
食べ物や薬、植物、物理的な刺激などにより、アレルギー症状を引き起こすこともあります。肌が赤くなったり発疹ができたりしていた場合は、何かしらのアレルギー反応の可能性があるので、思い当たる原因を取り除いたり薬で抑えたりする治療が必要です。

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