まつげダニって何!?マツエクの恐怖。。

まつげダニとは?

「まつげダニ」とは、「Demodex(デモデックス)」と呼ばれる、まつげの根元や目のキワの部分に発生する感染率の高いダニのことです。ほとんどの人間の顔の表面には「ニキビダニ」などの顔ダニが棲んでいることは、よく知られていますが、
まつげにいるダニも顔ダニの一種で、人間の皮脂などを食べて生存しています
。まつげダニの大きさは0.1~0.4mm程度ですから、肉眼では見えません。誰でも、「まさか、私のまつげにダニがいるはずがない」と思いたいものです。しかし、まつげダニが棲みついている人は意外に多く、10~20%の人にまつげダニがいたという調査もあります。このダニを放置すると、目の異常を引き起こすこともありますから、心当たりのある人はしっかりと対策を講じることが必要です。

まつげダニが繁殖する原因

顔ダニは皮脂を好み、皮脂を分泌する毛穴の中に棲み着いています。まつげは、顔の産毛などよりも太いために毛穴も大きく、根元にダニが入りやすい場所です。しかも目のまわりですからあまり強く洗わないせいで、汚れたままになっていることが多いのです。特にウォータープルーフのアイメイクは、よほど丁寧に落とさないと皮膚に残ったままになりがちです。マスカラやアイラインで毛穴がふさがれ、皮脂がたまっていることもあります。食べ物もあり安全なまつげの周辺は、まつげダニにとっては、生活するのに絶好の環境なのです。

どんな症状が現れる?


まつげダニが生息すると、まつげの成長のための養分が取られてしまい、まつげが抜けてしまうことになります。そのため、まつげの生え替わる周期が乱れてしまい、短いまつげが増えたように見えます。最近、まつげが抜けやすくなった、少なくなったと感じる人は要注意です。また、まつげダニが食い散らかした皮脂が、フケのようになってまつげにつくこともあります。目のキワ、まつげが生えている近くには「マイボーム腺」という皮脂を分泌している小さな穴があります。マイボーム腺が涙に油分を与え、目のうるおいを保っているのです。しかし、このマイボーム腺がメイクや加齢によって詰まると皮脂がたまっていき、そこにもまつげダニが生息してしまうことになります。マイボーム腺が詰まることで涙に含まれる油分が減少すると涙が乾きやすくなって、ドライアイを引き起こします。その結果、目がゴロゴロしたり、目の表面が傷つきやすくなったりします。そして目の炎症が起き、かゆみや視力の低下ということも考えられます。まつげダニは健康な目の人にも見つかることがありますので、1匹でもいたら危険だというのではありません。しかし、まぶたに炎症がある人にはまつげダニが生息している確率が高いのも事実です。

治療方法

まつげダニがいる場合の治療は、どうしたらよいでしょうか。自宅で簡単にできるものとしては、マイボーム腺を清潔に保つための「リッドハイジーン(眼瞼清拭・がんけんせいしき)」といわれる洗浄法があります。

用意するもの
「綿棒」と「ベビーソープ(泡タイプ)」

手順

  1. 手を石鹸できれいに洗いましょう。
  2. メイクを落とした後で、顔を洗顔料で洗います。
  3. タオルをお湯につけて固く絞り、まぶたの上にのせて5分ほど温め、皮脂を柔らかくします。
  4. 綿棒の先にベビーソープを少しつけて、泡を吸収させます。
  5. その綿棒でまつげの生え際を軽くこすります。
このとき、綿棒が目に触れると角膜を傷つけることがありますから、触れないようにしましょう。綿棒は、左右、上下のまぶたごとに換えていき、合計で4本使います。あとは丁寧にすすいでください。これを継続すると目が清潔に保たれます。この方法は、ドライアイの治療でも行われています。自分で行うことが不安な人や症状が激しい人は、眼科に行きましょう。眼科では、マイボーム腺が詰まっている場合は、その治療をしてくれますし、目の専用の洗浄剤を出してリッドハイジーンの指導をしてくれることもあります。

予防方法


まつげダニを予防するには、清潔にすることが重要です。そのためにはアイメイクはきちんと落として洗顔しましょう。かといって目の周囲はゴシゴシこするわけにはいきませんから、ポイントメイク落しを利用して、マスカラやアイラインをちゃんと取り除きましょう。特にウォータープルーフのマスカラを使っている人は、丁寧にメイクを落としてください。まつげ専用の洗浄剤も販売されています。もしも、メイク落しをしっかりとする自信がない人ならば、最初からマスカラなどのアイメイクはできるだけ薄めにし、お湯できれいに落ちる製品を使いましょう。ぱっちりとしたまつげをつくるマツエクは人気ですが、まつげダニのことを考えると、しない方がよさそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です