9歳の壁って何?子供の発達心理学をわかりやすく解説☆

子どもの成長において精神面で大きな転換期を迎えるとされる時期が9歳前後なので、「9歳の壁」と呼ばれています。

ママやパパにぴったりくっついてばかりだったり、お友達と常に一緒にいるのが好きだったりした甘えん坊な子どもたちが、少しずつ自我を持ち始める時期です。

自分中心の世界から抜け出して、自分以外の他人を意識し始める大切な時期なので、この時期の子供の特徴や接し方のポイントを解説します☆





9歳ってどんな時期?子供の特徴

この時期は、お友達・親や兄弟姉妹と自分を比べてしまうことも多くなり、自分は勉強ができない、自分は何を持っていないなど劣等感や不安を感じ、他人との違いを意識しやすくなります。

心の大きな変化を伴い、壁を感じやすい為、「9歳の壁」と呼ばれるのですがこれも子供にとって必要な成長過程です。

成長に必要なプロセス

9歳の壁は子どもの成長プロセスにおいて、程度の差はありますが誰もが直面すべき問題です。それを乗り越えた先に大きな成長が待っています。

そのため、9歳の壁につきあたっている状態は悪いことではなく、未然に発生を防止するようなことではありません。9歳前後から小学校高学年のころは幼児期を離れ、物事を少し距離を置いてみたり、分析ができたりするようになる時期です。

大人への通り道

より知的な活動ができるように、大人への一歩を進み始める時期なのです。自分のことも客観的に捉えられるようになる一方、体の発達などにも個人差が生まれてきます。

体が大きく成長して自信を持てる子どもがいる一方で、背が伸びない、太りすぎているなどで劣等感を持ちやすくなります。勉強も少しずつ難しい分野に入ってくるので、勉強ができる、できないの差も感じやすくなり、学校に行きたくない、授業が嫌いなどのプチ反抗期も生まれやすいです。

仲間との行動の仕方にも、幼少期とは違いが生じてきます。これまでは誰もが分け隔てなく遊んだり、特定のお友達と男女問わず、手をつないで仲良くしていたのが、男女の意識が生まれたり、集団行動のルールが生まれてきます。

遊びやゲームに自分たち独自のルールを作って、守らないとダメといった規制ができるようになる一方、一部の子どもだけと付き合うなど閉鎖的な子どもの仲間集団が発生したり、思わぬ仲間はずれなども生じやすくなったりする時期です。


歳の子供への接し方のポイント

親子で向き合うことが大切

9歳の壁は誰にも起こる問題なら、そのうち納まるだろうと思ってはいけません。成長プロセスで必ず起こる壁ではありますが、その際の乗り越え方や親子での接し方が、乗り越えたあとの精神形成や性格、行動などに影響を与えるからです。

心理面だけでなく、学びへの取り組み方や友達への接し方、親や兄弟姉妹との関係性にも影響を与えることがあるので気を付けましょう。この時期はなんでも自分で決めたいと主張してきます。その気持ちは尊重してあげることが大切です。




いい加減に[どうぞ、どうぞ]と言うのではなく、

あなたがそう考えるなら、パパやママは信頼して任せるというスタンスでやらせてあげましょう。

自分からやりたいと言って始めたことと途中で投げ出した場合には、自分で決めたことは責任を持ってとことんやることが大切なことも伝えます。

たとえば、ペットを飼いたいと言ったのに、親に世話を任せきりということがないよう、フォローをしながら自分でさせるようにしたいものです。親も距離を少し置いて、見守るようにする姿勢が大切です。

プチ子離れをするスタンスで、なんでもやってあげることやなんでも親が決めてしまうのではなく、子どもの意志と行動を尊重してあげるようにします。ただし、コンプレックスや劣等感を抱いて自信を失っているときには優しくフォローしてあげることも大切です。

プチ子離れといっても放置するのではなく、常に行動パターンや心を伺い、気持ちが沈んでいないかをチェックして、しっかり支えながら壁を乗り越えるようにしたいものです。


9歳のうちの長男の場合

我が家の長男がちょうど9歳なのですが、「9歳の壁」というのはすごくわかります。”壁”というか良くも悪くも「成長」をひしひしと感じます^^;

私が特に変わったなと思う点は、下記3点。

  1. 自我が強くなった
  2. 周りの事を気にするようになった
  3. 約束・規則の観念がついてきた

「自我が強くなった」というのは、ワガママになったわけではなく、「僕はこれが得意、これが苦手」とか「僕は○○だから」という、

「自分」はどういう人間なのか本人自身が認識するようになったのを感じました。

また、友達関係も小学校1年生くらいの時は「○○君が持っているから僕も欲しい」とか「○○君楽しい」というような感覚でしたが、9歳になり「○○君はコレがクラスで1番うまい」とか「○○君と○○君が仲が良くてよく遊んでるから僕も一緒に遊ぶ事にした」とか、社会とのつながり(大げさ?)というか、視野が広がってきたように感じます。

以前はあいまいだった約束の観念もはっきりしてきて、「○○と1時に○○公園で遊ぶ約束したから行ってきていい?」など具体的に言えるようになりました。

「あぁ、成長したなぁ^^」と関心する反面、「僕これ嫌だからやらない」などイライラする場面も増えた気がしますが。。(笑)


9歳の姪っ子の場合

私の兄の子供(姪っ子)も長男と同じく9歳で、以前は「○○お姉ちゃん、コレで遊んでいい??」という感じだったのですが、数ヶ月ぶりに会ったら「コレで遊んでも大丈夫ですか?」と敬語になっていてビックリ!?(私が怖くなったわけじゃないよね??笑)

女の子はもともと男の子よりおませさんというか、意思がしっかりしているので成長も早く感じます。その分、社会の中での自分の立ち位置というか、周りと自分との関係性(親同士の係わり合いなども含め)をよく観察しているなぁと思います。

子供の手本となれるように親自身も周囲との接し方などを考えていかないとなとしみじみ思いました。






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