海外でのFXにかけられる税金!国内との違いと節税対策について

FXで利益を出せるようになったときには、税金のことを考えておかなければなりません。うっかり確定申告を忘れていたり、意図的に収めなかったりした場合は法的に罰せられる可能性もあるからです。国内での取引であれば比較的税金のことは簡単に理解できますが、多少厄介なのが海外口座で取引した場合になります。正しい知識を持っていれば、節税対策や国内と海外の使い分けなど、お得な取引ができるようになります。
FXでの取引に集中するためにも、税金に関して最低限の知識は理解しておきましょう!!

なぜ海外口座を使うのか


安心安全で言えばほとんどの人の場合、国内で取引を行う方に軍配を上げることでしょう。言葉の壁がありませんし、不正が発生した場合でも国内の法に従って、然るべき機関に責任を訴えることができます。しかし、海外の取引所であれば、現地まで出向かなければならない可能性もあります。そこまでしたところで、トラブルが解決する可能性というのも国内に比べればかなり低くなるでしょう。
それでもFXで海外口座を利用する人がいるのは、それなりのメリットがあるからです。代表的な要素を挙げると、海外の方がレバレッジの規制が国内にくらべて緩いという点があります。レバレッジとは、自分の持っている資産よりも大きな金額で取引ができるシステムです。利益も高額になりますが、損をした場合も同じく多額の資産を失います。国内の規制では、破産者を出さないようレバレッジは25倍までとなっています。一方、海外口座では100倍ものレバレッジをかけることができる場合もあり、これが利用者を増やしている理由になっています。

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その他にも、口座を開くだけでボーナスがもらえるという海外業者もあり、より利益を求めての利用者が増えているというわけです。

申告分離課税と総合課税

国内と海外の口座をうまく使い分けて効率的に稼いでいきたいところですが、出た利益の分がそのまま懐に入ってくるわけではありません。利益の額が同じでも、国内か海外かによって引かれる税金が変わってくるので、総合的に判断する必要があります。そのためにはまず、税金の仕組みを知っておきましょう。

申告分離課税

まず、国内の取引で得たFXの利益というのは申告分離課税となります。
これは、額に関係なく一律20%引かれる税金です。損得は別にして、非常にシンプルな仕組みと言えるでしょう。

総合課税

一方、多少ややこしいのが海外での取引の場合です。海外FXで出た利益にかけられる税金は総合課税となります。総合課税というのは言い換えれば雑所得として扱われるという意味で、稼いだ額に合わせてかけられる税金のパーセンテージが変わります。基本的に海外のFXで出した利益が195万円以下であれば、国内での取引より税金は少なくて済むことになるでしょう。ところが、海外FXでの利益が900万円を超えた場合などは43%もかかり、利益を出せば出すほど引かれる税金が高額になっていきます。

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損得の変わり目を見極めて、国内業者に取引を移すなど、策を講じるのがおすすめです(*^^*)

計上できる必要経費を網羅しておこう

海外FXでの税金を節税するためには、経費計上を忘れてはいけません。FXに限らず、雑所得のすべてにおいて言えることですが、総合課税は発生した利益分すべてにかけられるわけではないわけです。たとえば、FXを行うために購入したパソコンは、必要経費として扱われます。原則として経費に税金はかけられません。つまり、得た利益から経費を引いた分だけが課税対象となるわけです。よって、計上できる経費というのをしっかり把握しておけば、税金を安く抑えることができます。

パソコンや通信費、サーバー代くらいは簡単にピックアップすることができるでしょう。その他にも取引のために購入した資料や教材、セミナー参加費なども計上できる場合があります。また、取引を自分の部屋で行っている場合、その部屋の家賃の半分を計上できる可能性もあります。自分の部屋ですが、お金を稼ぐために必要な事務所としての扱いが認められるかもしれないというわけです。

海外FXのリスクと落とし穴


上手く利用すれば、国内での取引よりも格段に多くの利益を生み出すことができる海外FXですが、注意点もきちんと把握しておきましょう。国内のFXで取引されるものに関しては、金融庁があらゆるケースに備えてルールを設定しています。
そのひとつが、損失が出た場合に一時的な利益と相殺させて節税できる繰越控除という仕組みです。損失から向こう3年に渡って遡ることが可能となっています。
しかし、海外FXにはこのルールが適用されません。雑所得として扱われるものは、マイナスになるという概念がないからです。つまり、稼いだ額にそのまま税金がかけられて、その後に損失が出たとしても引かれる金額は変わらないという落とし穴があります。
ただし、同じ年度内であれば損益を合算させて申告することは可能です。

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例えば、同じ年度内に2つの海外サイトで100万円の利益、80万円の損失が出た場合は、利益20万として申告ができるというわけです。

勝つために必要なこと


FXで利益を出すためには冷静な判断が必要になります。ミスがあれば違法になってしまう税金について、不安を抱きながら取引をするのはマイナス要素しか生みません。直接影響を及ぼす必勝法ではありませんが、税金の知識を身につけておくことは取引を有利に行うための間接的なプラス要素になると言えるでしょう。

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