不正や改ざんが起こりにくく通貨の送金や決済手段にも!仮想通貨NEM(ネム)とは?

NEM(ネム)と聞くと、約580億円分が外部からの不正アクセスにより消失した事件を思い出す方が多いのではないでしょうか?「仮想通貨は危ない!」と感じたかもしれませんが、このネムの流出事件は仮想通貨そのものに問題があったわけではなく、ネムを取り扱っていた取引所の管理体制が甘かったことが原因だったのです。なので、仮想通貨への投資をする際は、金融庁への登録がされている業者を選び、万が一の時のリスク分散として、いくつかの取引所に資金を分散して持っておくというのが私たちにできる対策だと思います。(金融庁に登録しているすべての取引業者が絶対に安全!というわけではないのですが・・・)
NEM(ネム)は仮想通貨の一種で、ビットコイン以外の暗号通貨であるアルトコインの一つです。ここでは、ネムの特徴や将来性などについてご紹介します(*^^*)

ネムは送金や決済手段&プラットフォームの役割も


ネムってどんな仮想通貨?
2015年に公開されたNEM(ネム)は、「New Economy Movement」の頭文字を取ったもので、新しい経済活動という意味を持っています。「金銭的な自由、分散化、平等、および連帯感の原則」に基づいた新しい経済圏の創出を目標としてスタートしたプロジェクトなのです。
実はセキュリティ面が優れている仮想通貨!
ネットワークに接続されたコンピューター同士が、端末装置として直接的に通信を行う「P2Pネットワーク」によって取引を行い、取引内容をブロックに格納しながら処理を行うため、改ざんや不正が起こりにくいシステムとなっています。流出事件の印象が強く、「ネムって危ないのでは?」と思われがちですが、むしろ他の仮想通貨よりもセキュリティが優れているのです。
通貨の決済や送金、プラットフォームの役割も
ビットコインのように、通貨の送金や決済手段として利用することができ、資産の管理や代替通貨としての「トークン」を発行したり、複数の秘密鍵を用いた電子署名を行うなどの機能があります。アルトコインで有名なイーサリアムのような、プラットフォームの役割も果たしています。

MEMO
P2Pネットワーク:一般的にインターネットではサーバーと通信することによってネット上のページを閲覧することができるのですが、P2Pネットワークではサーバーと呼ばれるものがなく、それぞれのコンピューターが相互に接続し、全体が繋がれることによって成り立っているのです。これを、「分散型」と呼びます。ちなみに、LINEやSkypeはこのP2Pネットワークの仕組みを利用しています。意外と身近ですよね(*^^)v
トークン:モノやサービスと交換することができる代替貨幣のようなもので、既存のブロックチェーン技術を利用して発行されます。
ブロックチェーン:全ての取引を記録している台帳のことです。ブロックはある一定期間内の取引の情報のまとまりを指し、チェーンはその1つ1つのブロックがつながっていることを表します。ブロックチェーンの台帳は、インターネット環境さえあれば世界中のどこからでも誰でも使うことができるのです。つまり、「みんなで使える台帳」ということです。
プラットフォーム:ここで言うプラットフォームとは、プログラムが動作するために必要な土台の部分のことを指します。

通貨単位・管理者・発行上限

ネムの通貨単位は「XEM」で、日本語で「ゼム」と読みます。
2014年10月に、「Utopianfuture」というハンドルネームのチームが考案したのが始まりです。日本のソフトウェア開発企業の一つであるテックビューロ株式会社が開発し、2015年3月から取引がスタートしました。
発行上限は8,999,999,999XEMで、約1,600人の投資家に振り分けられました。(すでに上限まで発行されています)多くの仮想通貨には管理者がおらず、通貨としての「ゼム」も他の仮想通貨と同様に管理者は不在ですが、プラットフォームとしての「ネム」はネム(NEM)財団が管理を行っています。

取引の承認を誰がするかの決め方はProof-of-Importance(PoI)を採用

ネムは、「Proof-of-Importance(PoI)」と呼ばれる仕組みを採用して、取引の承認を誰がするかの決めています。これは、「重要性による証明」という日本語訳の通り、重要度に応じて報酬が分配される仕組みで、ネムのユーザー全員が対象です。
重要度の指標には「保有量」「取引頻度」「取引相手」などが関係しています。つまり、保有している通貨の量が多かったり、取引が活発だと取引の承認権を得やすいということです。
具体的には、「1回に1000XEM以上の送金」「10000XEM以上のユーザーからの入金」「30日以内の取引」が、PoI評価を上昇させる条件の一例です。送金を同一アドレスに繰り返し行っても評価があまり上がらないように設計されているため、自作自演で承認権を得ることはできません。

マイニングではなくハーベスティング(収穫)で取引を承認

ビットコインの取引では「Proof of work(Pow)」という承認方法を採用しています。「仕事量の証明」という日本語訳の通り、与えられた仕事に対して最も早く作業を終えたアカウントに報酬が与えられる仕組みで、この作業を「マイニング(採掘)」と呼びます。
ネムの場合、取引の承認権限と報酬は、ネムのネットワークを積極的に利用した人に与えられる仕組みで、この作業をハーベスティング(収穫)と呼んでいます。
ハーベスティングのメリットは、ネットワークの維持に多くの電力を必要としないということが挙げられます。ビットコインのマイニングには多くの電力が必要となることが課題の一つとなっているのです・・・。また、デリゲートハーベストの導入によって、NEMの送金スピードを向上させてくれています。

MEMO
デリゲートハーベスト:NEMのブロックチェーンをすべて保管しているノードにハーベストを委任し、報酬の一部をもらうというハーベストの方法です。
ノード:結び目、集合点という意味の英語ですが、ここで言うノードとは、ビットコインのネットワークに参加しているプログラムが接続している一つひとつのポイントのことです。データの署名や、取引データの不正チェックを行います。

ネムの将来性は、「mijin」と「カタパルト」が鍵


mijinとはテックビューロ株式会が開発したプライベート型ブロックチェーン
中央管理者のいない分散管理型のネットワークは、誰でもアクセスが可能だという一方で、攻撃を受けやすいという問題点も。そこで、許可されたユーザーのみがブロックチェーンを利用できるようにプライベート化することでセキュリティを強化させることができます。
mijinは、主に金融機関のコスト削減をねらいに定めており、住信SBIネット銀行などが運用テストを実施していることで知られています。
カタパルトとはmijinをアップデートしたバージョン
カタパルトとは、はじめから全てのプログラムがC++言語(コンピューターが高速で処理を行える言語)でプログラムされているため、毎秒数千件の取引きを処理することが可能になります。
つまり、実装されるとネムの送金処理能力が大幅に向上するというわけです!国際送金を目的として作られているリップルの処理速度が毎秒約1500件程度ということなので、カタパルトが完成し実装されればネムの将来性について大いに期待できます(^^♪

日本で人気の理由


ネムは、日本で人気の仮想通貨の一つに数えられます。人気の理由として、ネム開発チームの一人が日本人であり馴染みがあることが挙げられます。また、仮想通貨バーのNEMbar(ネムバー)が渋谷にオープンし、仮想通貨の興味を引き立たせるバーになっていることも、人気に火をつける要因の一つです★

ネムを購入できる取引所

2017年4月1日から金融庁による仮想通貨に関する新しい制度が開始され、国内で仮想通貨と法定通貨(日本円)との交換サービスを行うには、仮想通貨交換業の登録が必要なのです!
日本円での取り引きが可能で金融庁への登録済みの取引所はDMM Bitcoinのみとなっています。(2018年4月時点)
海外では、香港で大手の取引所 Huobi.pro (フオビプロ)がおすすめです。ネム(XEM)取引量が世界トップクラスで、手数料が格安、さらに日本語に対応しているので使いやすいと思います(*^^*)

海外の取引所でネム(ZEM)を購入する流れ

海外の取引所でネムを購入する流れは、以下の通りです!(^^)!
①日本の取引所に登録してビットコイン(もしくはイーサリアム)を購入する
②海外の取引所に登録してビットコインを送金する
③送金したビットコインで取引し、ネム(ZEM)を購入する

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