【経験者】親の離婚は 4歳の子供にどう影響する?

離婚をしたいと考えていても、子供の存在がそれを引き留めているため、現実的には踏み切れないという方が多いのではないでしょうか?私もその中の一人でしたが、息子が4歳の時に離婚し、私自身の両親も離婚していますので、子供目線での経験もあります。
今回は、離婚による4歳の子供への影響や、離婚後の子供へのかかわり方などについてお話ししたいと思います。





両親の離婚が子供へ与えてしまうかもしれない影響は?

成績への影響

よく言われているのが、学校の成績への影響です。親が離婚して生活環境が変わると、精神的に落ち着かず勉強にも集中できません。
また、実際に離婚をしていなくても「離婚する・しない」で両親がもめていると、「自分はこれからどうなってしまうのだろう?」と不安な気持ちを抱えてしまい、それが小学生や中学生なら成績の低下にもつながってしまう可能性があるのです。

ただし例外もあるようで、私がお世話になった弁護士さんは、ご自身の両親の離婚がきっかけで弁護士を目指したのだそうです。

精神的な問題を抱える

一番身近な存在である両親のどちらかと離れ離れになってしまうと、子供は親の愛情への不安を感じます。そういったことから、子供の精神バランスが崩れてしまい、精神不安や対人恐怖などの問題が起こりやすくなると言われています。
また、一緒に暮らしている親のストレスを子供は感じ取ってしまうものですので、知らず知らずのうちに子供にもストレスを与えてしまっていることもあります。

子供が結婚した際の離婚率が高くなる

両親が離婚していると、その子供も将来離婚する確率がなんと3倍にもなるそうです。確かに、自分の両親が離婚をしていると、離婚に対するハードルが低く感じられるため、我慢して結婚生活を続けるよりも離婚を選びやすくなるように思います。

生活に影響が出る可能性も

両親が離婚して片親になると、以前のような生活水準を保つことが難しくなる場合が多くあります。特に、専業主婦だった人が離婚後に元夫と同じ収入を得ることは非常に難しいことですよね。その結果生活が困窮し、子供に気を使わせてしまったり、習い事や塾をあきらめてもらうなどの金銭的な影響が出る可能性もあるのです。


離婚による子供への影響を少なくするには?

両親が離婚するということは、離婚する本人たちはもちろん、どうしたって子供たちの心にも大きな影響を与えてしまいます。では、親の離婚による子供への影響をできる限り少なくするためには、どうしたらいいのでしょうか?

ウソをついたりごまかしたりしない

子供から離婚に関することを質問されると、一瞬ドキッとしてしまいますが、下手にウソをついたりごまかしたりすると、4歳と言えども違和感を覚えるものです。変にごまかそうとすると不安な気持ちにさせてしまうので、つい出任せを言わないように注意しましょう。

父親も母親も子供に対する愛情があることを伝える

子供がいて離婚する場合には、必ずどちらが親権を持つのかを決める必要があります。すると、子供は「親権者ではない親は自分のことを捨てたのではないか?」と感じてしまうかもしれませんし、「両親が不仲になったのは自分のせいかもしれない」と考えてしまう子供もいます。
このように子供の心を深く傷つけないためには、「パパもママも○○のこと大好きだよ」と子供に対して両者が愛情を持っていることをきちんと伝えて安心させることが大切です。

元夫(元妻)の悪口を子供の前で言わない

もし、離婚の原因が明らかに相手にあったとしても、絶対に別れた相手の悪口を子供の前で言ってはいけません。夫婦は離婚してしまえば全くの他人ですが、子供にとってはどちらも親であることには変わりません。「周りにいる大人たちがパパ(ママ)の悪口を言っていたから、会いたいと言い出せなかった」などというように、子供の心を苦しめてしまうのです。
また、離婚後に子供が元夫(元妻)と合う際は、「楽しんできてね」と笑顔で送り出すことも大切です。

面会交流など離婚後も関りを持つ

面会交流は、子供と一緒に暮らしていない親と子供が持っている権利ですので、きちんと守ってあげましょう。「離れて暮らしていても会える」と実感することで、子供は安心感を得られます。


離婚したことを子供に伝える際の注意点


もし子供から離婚に関することを質問されたら、どう答えたらいいのでしょうか?「子供が理解できるようになってから説明する」という声もありますが、変にごまかすよりは簡単なわかりやすい言葉で説明してあげた方がいいのでは?と私は思います。

まだ就学前の4歳の子供であれば、「パパとママはケンカして、仲直りができなくなっちゃった」「パパとママは別々に暮らすことになったけど、いつでも会えるからね」といった説明で十分です。

離婚時に決めておく子供のこと


離婚する際は、下記のことに関して決めておきましょう。
決定した内容は、必ず公正証書にしておくことも大切です。調停離婚の場合は「調書」を作成することになりますので、別途書類を作成する必要は基本的にありません。

親権

親権とは、未成年の子供を養育し子供が持っている財産を管理する権利や、子供の代理人として法律行為をする権利・義務のことを言います。具体的には、子供の世話や教育をしたり、子供が持っている預貯金を管理することなどが挙げられます。
話し合いで親権者を決められない場合は、家庭裁判所にて調停を申立てすることもできます。調停になった場合、どちらを親権者とするのかは、どちらの親と一緒の方が子供が幸せになれるのかを第一に考えます。

・現在子供と一緒に生活している
・子供の世話を中心的に行っている
などと言った点が基準にされているようです。

養育費

養育費とは、未成年の子供を養育していくために必要な費用のことで、原則としては子供が成人するまで親が負担する必要があり、親権を持たない方の親も負担する必要があります。養育費に関しては、離婚後に決めることもできますが、話す機会があるかどうかわかりませんし、そもそも心情的に離婚した相手とはできるだけ顔を会わせたくないですよね・・・。
毎月きちんと養育費が振り込まれることによって、子供の生活を守ることができるので、養育費の金額や振込みする期日は、離婚前にあらかじめ決定しておきましょう。

面会交流

面会交流とは、子供を直接養育していない親と子供が会ったり電話、メールなどでコミュニケーションをとることです。会う頻度や場所、時間などを決めるのが一般的ですが、その他にも学校行事への参加や夏休みなどの長期休暇、外泊などの対応についても決めておくことをおすすめします。曖昧な表現で決定してしまうと、離婚後もその都度別れた相手と争うことになるかもしれません。






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