手のかさつきや荒れが気になるけど、「ハンドクリームを塗っても全然治らない!もう、どうしたらいいの?」と困った事はありませんか?水仕事で洗剤をよく使うからかな?と思っても、毎日の食器洗い・掃除や洗濯はやめられないですもんね(´∩`。)
私は下の子が生まれてから、洗い物が増えたり、掃除の頻度も増えたせいか、初めてあかぎれを体験しました。手荒れしたままだと痛みや痒みなどで本人が辛いのはもちろん、”食中毒の原因にもなりかねない”という事を知ってから必死で改善策を探し、今ではすっかり手荒れも治まりました。
この体験を元に、手荒れの原因と対策についてまとめました。手荒れで悩んでいる方の参考になると嬉しいです。
食器用洗剤で手が荒れる理由
食器用洗剤には、食器についた汚れをきれいに落とすためにさまざまな成分が配合されています。中でも手荒れの原因となることが多いのは界面活性剤です。
対策法は??
洗剤による手荒れを予防する為には、下記5つの方法があります。
- 手に触れないようにする
- お湯を使わない
- 適量を守る
- 保護する
- 手に優しい洗剤に変える
手に触れないようにする
まずは、洗剤が手に触れないようにするのが一番です。食器を洗う時にゴム手袋や使い捨てのビニール手袋をはめるのもひとつの方法でしょう。ただしゴムによってアレルギー反応が起こったり、蒸れによってかゆみが起こったりることもありますので、注意してください。
お湯を使わない
素手で洗う場合は、食器を洗う時に熱いお湯を使わないようにしましょう。これはお湯を使うと皮脂が流れ落ちやすくなるためです。とはいえ真冬に水で洗うのも辛いので、できる範囲で行ってください。
適量を守る
現液を使用する場合、濡らしたスポンジに1円玉大くらいの洗剤をつけて洗うのが目安になります。食べ物の残りで汚れたお皿や、油がついた食器は、ティッシュなどで汚れを拭ってから洗うと洗剤の使用量が少なくすみますので、手への負担も軽減できます。
保護する
また、洗い物をしたあとの手の肌は敏感になっていますので、保湿クリームをよくすりこんで保護することも大切です。
手に保湿成分がより密着するので、効率的に保湿ができます。手袋をはめると手が冷えるのも防げるので、血行の滞りを予防して肌の調子が整いやすくなります。
手に優しい洗剤に変える
「忙しいし、いちいち手袋なんてしてられない」という方も多いと思います。そんな方は素手で洗っても大丈夫な洗剤を使用しましょう。洗剤については下記で説明します。
優しい洗剤の選び方
肌に優しい食器用洗剤を使うのも、有効な手荒れ対策です。合成界面活性剤が配合されていない洗剤がおすすめ。植物由来の天然の洗浄成分が配合されている洗剤なら、安心して使えます。
私がオススメするのはこれ
また、手への刺激を減らすために洗剤を薄めて使うのも◎食品衛生法によると台所洗剤の使用基準は界面活性剤の濃度が0.1%以下となるようにと定められています。その基準に従うと、水1リットルで0.75mlが適正量ということになりますので、薄めても効果が落ちる心配はありません。
おすすめのハンドクリーム・シャンプー
ハンドクリーム
CMでもおなじみのアトリックスは夜寝る前に塗って、手袋をして寝ると、翌朝には「手荒れがよくなってる」と実感できました☆ただし、保湿力がすごいので、塗った後に何か作業をするのはNG。寝る直前に塗りましょう。
シャンプー
シャンプーやボディソープにも界面活性剤が使われているため、「食器用洗剤を変えても手荒れが改善しない」という方は、シャンプーやボディーソープも見直してみましょう。石鹸がベースのシャンプーなら合成界面活性剤不使用なのでボディーソープや洗顔としても使えます◎
ひどい場合は病院へ
さまざまな対策をとってもひどい手荒れが治まらない場合は、皮膚科を受診して治療を受けることをおすすめします。皮膚科では、症状がひどい場合はまずステロイドなどの外用薬を塗って炎症や荒れを治療してから、ヒルドイドなどの保湿剤で肌の保護と保湿を行います。
荒れてかゆみがひどい場合は抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤などの内服薬でおさえることもありますが、治療の中心は外用療法(クリームを塗る)となります。処方された薬でこまめに手の保湿を行うことが大切です。
「手荒れ対策をしてもなかなか改善しない」という方は、早めに皮膚科を受診されることをオススメします。
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