あなたは大丈夫?女性の医療保険の賢い選び方


医療保険は本当に必要??

女性にとって医療保険は本当に必要でしょうか?高額療養費制度を使えば、支払が一定額(収入によりますが一般的には8~9万円)を超えた場合には、その差額の医療費が返金されます。この高額療養費制度はとてもありがたい制度ですが、注意点があります。それは差額ベッド代、食事代、保険適用外の治療など、除外されてしまうものがあることです。

このため、大きな病気をした場合には、一月の治療費は9万円のほかにベッド代、食事代、そして不在にしている家庭の家事代行代など、想像しているより高額になることが考えられます。このリスクに備えるために医療保険は存在します。貯蓄に余裕があり、医療費のためだけに確保し続けられるという場合には医療保険は不必要です。しかし、貯蓄にあまり余裕がない、大きな病気にそなえたい、病気で入院したとき個室に入りたい、費用を気にせず治療に専念したいという場合には医療保険が必要です。

まず、内容を決めよう!

女性むけの医療保険の選び方をここからは説明します。選ぶ際に重要なのは内容と保険料です。

入院給付金は日額いくらがいいの?


入院給付日額とは入院1日に付きもらえる金額のことです。5000円・10000円が一般的ですが、保険会社によっては1000円単位で7000円などにも設定することは可能です。入院する際に大部屋であれば5000円、個室の場合は10000円程度が相場ですが、大部屋の空きがない、治療の内容から個室がいいなど必ずしも希望とおりの部屋に入れるわけではないことに注意が必要です。

入院限度日数は何日あればいいの?

医療保険では1回の入院で何日まで入院給付金が支払われるか決められています。1入院60日など短い期間を保障するタイプと730日など長い期間を保障するタイプのものがありますが、保障期間が長くなれば保険料も高くなります。主な病気の入院日数の平均は31.5日です。60日を越える入院が必要な病気は脳血管疾患89.5日、高血圧性疾患60.5日など限られています。年齢別にみると、平均入院日数が60日を越えるのは90歳以上です。(平成26年厚生労働省患者調査)入院の現状から入院限度日数は長いものは必要ないことがわかります。

保険期間と払い込み期間はどうすればいいの?


保険期間(保障が続く期間)は終身をおすすめします。病気になるのは高齢になってからが多いからです。60歳までの保険期間にすると、一番入院リスクがたかまる年齢に保険が切れてしまうことになります。また、高齢になってから保険に加入しようとすると保険料は高くなり負担が重くなります。なおかつ過去の病歴から加入を断られてしまい、入りたくても入れないリスクもあります。保険料払い込み期間(保険料を払い込む年齢)は60歳もしくは65歳がおすすめです。定年後の年金生活で保険料が負担になりかねないからです。若いうちに保険料の支払いを済ませ保障は一生涯続くようにするのが、医療保険の理想です。

特約はどうする??

女性むけの医療保険の特約の選び方について説明します。特約の内容と保険料のバランスを考えて選ぶようにしましょう。

先進医療特約


先進医療とは「一般の医療水準を超えた最新の医療技術」として、厚生労働大臣から承認された医療行為のことを言います。がんに対する先進医療の一つとして「重粒子治療」があり、費用は保険適用外で309万円程度かかります。その先進医療の費用をまかなってくれるのが先進医療特約です。先進医療は高額になることもあるため、この特約はつけたほうが安心です。ただ、他の保険契約で加入していれば、重ねて入る必要はありません。

女性特約


女性特約とは、女性特有の病気や女性がかかりやすい病気で入院したときに入院給付金が上乗せされたり、手術の際に給付金が増額されたりする特約です。何が女性特有の病気に該当するかは保険会社によって異なります。妊娠・出産を担う女性の身体は男性よりも複雑で、その分さまざまな病気にかかってしまうリスクがあります。そのリスクを保障してくれる特約です。乳がん、子宮がんは女性特有・女性がかかりやすい病気のほんの一部です。このほかにも子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮内膜症があげられます。また、病気ではありませんが、妊娠や出産にともなうリスクとして切迫早産や帝王切開なども、この特約の対象になります。たとえば入院日額5000円の保障の場合に、この特約をつけていると、帝王切開で入院した際に5000円が上乗せして支払われます。女性の妊娠時や出産時にも頼りになる特約といえます。

三大疾病特約


三大疾病とは、三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)のことを指し、日本人がかかりやすい病気ベスト3とも言われています。三大疾病による入院は他の病気と比べて長期化しやすく、費用も高額になる傾向にあります。そのため、三大疾病を理由とした入院の際に、入院限度日数がのびたり、一時金が支払われたりするのがこの特約です。

がん特約


がんのリスクにそなえる特約です。がんと診断された際に支払われる「がん診断給付金」、がんの治療のために入院した際に入院日額が上乗せされる「がん入院給付金」、がんによる手術の際に支払われる「がん手術金」など、がん特約にはさまざまな種類があります。がんは日本人の死因第1位であることからがんに特化した保険「がん保険」が存在します。医療保険にがん特約をつけるのと、医療保険とは別にがん保険に入るのと、どちらが保険料の節約になるのか比較検討する必要があります。

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